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【お仕事紹介】中央市民サービスセンター職員の1日~大卒・行政・5年目~

こんにちは!
若手チームのKです。

今日は、大卒・行政職として入所して5年目、中央市民サービスセンター・協働・分権担当で働いているMさん(女性)に、仕事の内容や1日の業務スケジュールなどをインタビューしたのでご紹介します。

🌾どんな仕事をしているんですか?

私が所属している「市民サービスセンター」は、市役所の支所的な窓口機能と市民の方が利用できる公共施設機能 を併せもった施設で、東部・西部・南部・北部・河辺・雄和・中央の市内7地域に設置されており、数多い市役所の組織の中でも最も市民と近い窓口だと思います。その中で、協働・分権担当は、中央市民サービスセンターにあり、市民協働の推進に関する業務として各種講座やイベントの企画、交付金事業の実施などや都市内地域分権の推進に関する業務を行っています。

🌾1日のスケジュールを教えてください!

<通常時>
8:30
出勤、メールチェック、スケジュール確認
9:00
担当打合せ(毎週月曜日は定例ミーティング)
10:00
資料作成(各事業の企画書・説明資料等の作成など)
連絡調整(各事業の日程調整、交付金活用団体等へ進捗状況の確認など)
12:00
ランチ
13:00
打合せ準備(資料準備・打合せの流れ確認)
14:00
外勤 市民交流サロンで打合せ(月1~2回定例ミーティング)
16:00
資料作成(各事業のチラシ作成など)
17:15
帰宅(イベント開催前日等は準備やリハーサル等で残業)

<イベント時(土日)>
10:00
会場集合(設営)
11:00
昼休憩
12:00
リハーサル(講師と最終確認)
12:30
受付開始
13:00
開会(進行管理、記録)
15:00
閉会(参加者と交流、片付け)
16:00
解散

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🌾仕事をしていてやりがいを感じるときはどんなときですか?

業務を通して、地域の方々との関わりができて、私のことを覚えてくれた方が市役所に訪れる度に声をかけてくれるようになったことです。県外出身なので、入所したての頃はまだなんとなく壁を感じていたのですが、こうして声をかけてくれる方が増える度に「秋田市の一員として受け入れてもらえている」と実感できることが嬉しいです。

🌾仕事をしていて大変なことはありますか?

入所当時は「方言」の聞き取りが大変でした。直接会話するとなんとなくわかることも、電話だと全く分からないこともありました。でも不思議なことに5年も経つと自分も方言を使い出しています(笑)
サービスセンターは「市民と近い窓口」なだけに、担当業務に関わらず様々な相談・問い合わせもあります。例えば、ちょっと前に話題になった「あきた犬マサルのぬいぐるみ」の販売が新聞に掲載された翌日「マサルのぬいぐるみはどこで売っていますか?」と言った問合せがありました(笑)なので、業務に関係なく地域の出来事に関心を持って、ニュースや新聞をチェックしておくことが大事です。

 🌾就職先として秋田市を選んだ理由は(経緯は)?

中学までは地元の福島県で過ごし、高校進学で宮城県の高専に入学し、5年間寮生活しました。大学は秋田公立美術大学へ3年次編入し、そのまま秋田市役所へ入所しました。大学で所属していた景観デザイン専攻の授業では、大学がある新屋地域を対象に、ランドスケープ・建築物・商品・ナリワイ・暮らし方などあらゆる「ヒト・モノ・コト」のデザインを制作・提案しました。その学びを地域に返したいという思いがあり、秋田市職員を目指しました。

美大写真

🌾デザイン・美術の仕事も選択肢として考えていましたか?

当初は建築物の設計やデザインに関わる仕事に就くことを考えていましたし、今でも憧れはあります(笑)でも、高専や大学の学びの中で、建築物そのものというより、建築物も含めたまちづくりやコミュニティに興味があるということに気づきました。いざ、就活を迎えて、「学んだことを活かせる仕事ってなんだろう?」と模索していた時、大学の先生から「秋田市役所を受けてみたら?」という助言をいただき、市役所を志願することにしました。

🌾美術大学で学んだことが、市役所の仕事に生かされることはありますか?

授業で取り組んだ課題の成果に関するパネルや模型を制作し、プレゼンや展示をするにあたって、図や文字はどんな配置にしたら見やすいか、どんな色やイラストを選んだらイメージが伝わるかなど、試行錯誤しながら自分なりのデザイン力を身につけました。そのデザイン力を生かして、講座やイベントのチラシやロゴ、アイテムなどを作成しています。

プレゼンテーション1

🌾福島、宮城、秋田と住んで、最終的に秋田市を選んだのはどうしてですか?

採用面接の時にも同じような質問をされました。その時は、「福島は両親がつくってくれたふるさとなので、自分のふるさとは自分で選んでみたいと思った」という感じで答えたと思います。福島、宮城、秋田と暮らしてきて、良い意味で秋田市のまちのスケールが自分に合っているなと感じました。田舎すぎると物足りないし、都会過ぎるとなじめない、「ちょうどいいから住みやすい」ってこういうことか!と(笑)

↓人事課から依頼されてデザインした採用案内のパンフレット↓

秋田市職員採用案内

🌾秋田市役所で働いてみていかがですか?

「公務員=お堅い」というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、実際に働いてみると「実はクリエイティブな仕事なのでは?!」と感じる機会が多いです。行政は市民生活に直結したお仕事なので、常に社会情勢の変化や市民ニーズの多様化に影響を受け、対応し続けなければなりません。現在のコロナのように前例のない出来事にも立ち向かっていくには、広い視点と柔軟な発想力を持って、新たな事業展開を考えていくクリエイティブ精神が必要だと思います!

Mさん、ありがとうございました!

【2022年3月インタビュー】
※業務内容等はインタビュー当時のものです

 


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