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【お仕事紹介】保護第二課職員の1日~大卒・行政・5年目~

こんにちは!
若手チームのKです。

今日は、大卒・行政職として入所して5年目、保護第二課で働いているSさん(男性)に、仕事の内容や1日の業務スケジュールなどをインタビューしたのでご紹介します。

🌾どんな仕事をしていますか?

私が所属する保護第二課では、病気や高齢、貧困が原因で生活保護を受給している世帯に自立した生活を送ってもらうため、各世帯の状況に応じた支援を行うことが主な業務となります。適正な支援を行うために、定期的な家庭訪問や電話連絡などを通じた状況把握が必須となります。

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🌾保護第二課、とのことですが、保護第一課もあるんですか?

秋田市で生活保護に関する課は、保護第一課と保護第二課の二つがあります。細かく分けると業務分担されていますが、基本的には違いはありません。職員それぞれが割り振られた地区でのケースワークが主な業務となります。

🌾1日のスケジュールを教えてください

保護第二課では、毎月各世帯の扶助費認定の締め切り日に合わせて繁忙期となり、また、割り振られた地区の保護世帯の懸案事項について対応していきます。ちなみに、私は現在早番出勤をしているため、勤務時間は7時30分から16時15分までとなります。

7:30
出勤、レターケース等を確認
7:45
申請書等の整理(私は90世帯ほど担当しているので、少しでもためてしまうとあとで痛い目に遭います)
9:00
家庭訪問(自転車や自動車で外勤します)
11:50
帰庁
12:00
ランチ(自宅からお弁当を持参して食べることが多いです)
13:00
訪問記録作成(その日訪問した世帯での記録を作成します)
15:00
事務作業(翌日の保護費に関する処理を行ったりします)
16:15
退庁(基本的に残業することはありません)

🌾自動車免許は必要ですか?

部署にもよると思いますが、外勤にでることもあるので基本的にはあった方がいいと思います。特に保護課では外勤に出る機会が多いため必須です。

🌾退庁後はどのように過ごしていますか?

退庁後は、犬の散歩をしてから子どもをお風呂にいれます。子どもはまだ生まれてから半年ほどなので、表情が増えたり、出せる声が増えたりと日々の成長を感じられて見ていて飽きることがありません。最近は子育てにも少し余裕が出てきて、寝かしつけをしてから妻と映画などを観られるようになりました。

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🌾職場はどんな雰囲気ですか?

保護課は保護第一課と保護第二課を合わせて約70名が所属する大所帯です。勤務年数の浅い若い職員が多いのも特徴で、明るい雰囲気で風通しの良い職場だと感じます。
職員のほとんどがケースワークをメイン業務としており、担当リーダーも経験者であることから、課題などに直面した際には気兼ねなく相談することができるためとても心強いです。

🌾これまでに異動はありましたか?異動してみてどうですか?

採用されてから3年目までは観光振興課に所属し、イベント運営業務や部内の集約などをしていました。
4年目に保護第二課に配属されたときには、これまでの業務内容とは全く異なるため、転職した気分になりました。電話の内容も、観光振興課では、県外・市外から本市の観光等に関する問い合わせがほとんどだったのに対し、保護第二課では市民からの問い合わせがほとんどで、異動してから初めて市民対応を経験しました。
観光から福祉への異動であったため、覚えることが多く手探り状態でしたが、おかげで幅広い経験ができていると思っています。

🌾観光振興課でのお仕事について教えてください!

観光振興課は、市の観光に関する業務が主となりますが、連絡調整課として観光文化スポーツ部の取りまとめを担う課でもありました。私は、総務担当だったため、各種照会などに対する部内から出た回答のとりまとめなどをしておりました。
また、土日にイベントがあるときには、イベント運営にも携わりました。本市には国の重要無形文化財にも登録されている「秋田竿燈まつり」があり、魅力発信のために県外出張に行くこともありました。

竿燈まつり

🌾就職先として秋田市を選んだのはどうしてですか?

私は潟上市出身で、現在も潟上市在住で電車通勤をしています。
秋田駅から秋田市役所まではバスの本数が多く、接続もいいので通勤には困りません。
学生生活は九州で過ごし、秋田を離れて生活することで秋田の魅力に気づき、秋田での就職を考えるようになりました。大学では観光を専攻しており、秋田市は秋田の陸海空すべての窓口となっているため、秋田市から秋田の魅力を発信したいと考え秋田市役所を目指すようになりました。

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🌾最後に、入所を検討している方にメッセージをお願いします!

これまでの【お仕事紹介】を読まれた方のなかには、業務の幅が多く定期的な人事異動もあり、覚えることが多くて大変だと感じられた方もいるとも思います。実際そのとおりでもありますが、公務員として必要な経験であると思います。新しい環境で新しいことを経験し、幅広い視野を持てるよう常にチャレンジあるのみです。
みなさんと一緒に働けることを楽しみにしております。


Sさん、ありがとうございました!

【2022年2月インタビュー】
※業務内容等はインタビュー当時のものです

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