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【若手チームに聞く!】アイデア実現までの道のり~noteチーム編~

自ら提案したアイデアを実現するために、2021年4月から奮闘中の若手チーム。この活動を通して、新たな分野を知り、関わり方を学び、秋田市の未来を考えてきました。

現在、若手チームは2つに分かれて活動しています。
そのうちの1つであるnoteチームは、この「秋田市ではたらく」アカウントの立ち上げを企画しました。
1月24日に最初の記事を公開しましたが、みなさん、ご覧になりましたか?

今回は、これまでの活動内容について、noteチームに話を聞くことができたのでご紹介します。

🌾note作成のきっかけは?

某日午後3時、とある会議室での打ち合わせにお邪魔しました。

ーこんにちは!このチームは4名で活動しているのですね。
さっそくですが、どんなアイデアがきっかけで、noteのアカウントを作ることになったのですか?

Aさん「もともとは、昨年度作成したアイデア提案最終報告書の中の1つ、『秋田市露出度向上大作戦』というアイデアが始まりです。
新たな媒体を使って秋田市のさまざまな魅力を発信し、多くの人の目に留まる機会を増やす(=露出度を向上する)ことで、秋田市を観光の目的地として選んでもらおうというものでした。」

報告書写真

ーコロナ禍であることを踏まえると、実際に観光客を増やすのは難しそうですね?

Bさん「そこは少し悩んだところです。必ずしも観光分野に限らず、実現可能なものにするにはどうしたら良いか、まずは様々な課(人事課、人口減少・移住定住対策課、広報広聴課など)の担当者から、現在の各課の取り組みについて教えていただきました。
その中で、“コロナの影響によって、人事課の採用PR活動(インターンシップや学校向けガイダンス)が例年通りにできていない”という現状を聞き、
就職や転職を考えている方へ、秋田市の魅力をアピールできるのではないか?自分たちの目線で、働くイメージを持ってもらえるような情報発信ができるのではないか?と考えました。そうして、視点を「観光」から「採用」へ変えて、アイデアを練り直すことにしました。」

ーテレビ、雑誌、YouTube、Instagramなど、宣伝する手段はたくさんありますが、noteを選んだのですね。

Aさん「誰かにやってもらうのではなく自分たちの力で発信したかったこと、自分たちの思いを伝えやすい媒体を使いたかったことから、文章がメインの媒体を調べました。旬な媒体を活用したかったこともあり、最近、若年者を中心に利用者が増加しているnoteを使うことに決めました。」

-最初のアイデアを進化させることで、「noteを活用した採用PR事業」につながったのですね。そういえば、秋田市職員の掲示版で、note公開のお知らせをしていましたよね。反応はどうでしたか?

Bさん「noteが目新しいものだったので、職員のみなさんの関心が高かったように思います。感想や活動に対する激励の言葉をいただいたほか、記事を読んで『ぜひ私も何か協力させてください!』と言ってくれた方もいて、とてもうれしかったですね。」

🌾活動をしていて大変だったことは?

ー目的と方法が決まってからは、順調に進みましたか?

Cさん「少し苦労したのは、事業を行うすべての道筋を整えなければならなかったことです。せっかく取り組むのであれば若手チームの活動が終了しても続く事業にしたい、という思いがあったため、採用の担当課である人事課にとってもいい事業になるよう、実現性・継続性・計画性のある事業づくりを心掛けました。目的、予算、実際の運用方法、記事の掲載イメージ、若手チーム活動終了後の事業継続についてなど、念入りに詳細を詰めました。
事務局である企画調整課、一緒に事業を行う人事課の了承を得て、最終的に実施のGOサインが出た時は、ほっとしましたね。」

🌾通常業務と若手チーム活動のバランスの取り方は?

ー自分たちが普段担当している仕事と並行して、活動を行っているんですよね?

Dさん「今年度は、これまで20回以上打ち合わせを行いました。担当業務の繁忙期が重なるなどの事情で、全員参加が難しい時も、もちろんあります。そんな時は、若手チーム全員が確認できるデータベースを活用して、情報共有を行っていました。打ち合わせの記録内容を載せたり、自分で考えた案を載せて意見をもらったり。お互いに状況を理解し、協力し合いながら、みんなで創ってきました。どちらかの業務に偏ることなく、活動できていると思います。
また、この活動をしていて良かったと思うのが、自分の担当する仕事の枠を越えたつながりができたことです。アイデアを実現させなければならないプレッシャーもありますが、『きっとみんながいればなんとかなる!』という気持ちで、楽しくやっています。」

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ーちなみに、もう1つのチームは何チームですか?

Cさん「ゴザチームです!ゴザ!」

ーゴザってあの草で織られた敷物のことですよね?全くアイデアが想像できませんが・・・。近々、ゴザチームの打ち合わせに参加してみようと思います。

noteチームのみなさん、ありがとうございました!


まずは1つ、想像でしかなかったアイデアが、市の事業として形になりました。
noteチームの想いと、たくさんの方の協力によってスタートさせることができた「秋田市ではたらく」アカウント。
この取り組みは、秋田市にどんな変化をもたらすのでしょうか。
楽しみですね!

次回の【若手チームに聞く!】では、ゴザチームについて、ご紹介する予定です。


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