【お仕事紹介】長寿福祉課職員の1日~職務経験者(移住定住枠)・行政・3年目~
こんにちは!
人事課のOです。若手分科会が立ち上げた「秋田市ではたらく」を人事課で引き継ぎました。これからも秋田市の魅力をたくさん発信していきたいと思います!
今回は、県外の自治体での職務経験を持ち、現在は長寿福祉課で働いているIさんに、仕事の内容や1日の業務スケジュールなどをインタビューしたのでご紹介します。
🌾どんな仕事をしているんですか?
地域包括ケア担当として、地域包括支援センター運営と高齢者虐待対応などの業務にあたっています。地域包括支援センターは市で委託して設置している公的機関で、高齢者や家族の方からのさまざまな相談に応じるとともに、介護予防・高齢者福祉サービスの紹介や虐待防止などの権利擁護活動を行っています。私は、市内に18箇所あるセンターとの委託契約締結に関することや連絡調整を担当しています。主にデスクでの作業ですが、各センターとの情報交換会や職員向け研修を実施したり、虐待対応の会議に出席したりすることもあります。
🌾1日のスケジュールを教えてください
8:30 出勤。メール、スケジュールチェック
8:45 事務処理(地域包括支援センター管理者情報交換会の開催準備)
議題の検討や上司への相談、開催案内の作成など
11:00 虐待対応会議(地域包括支援センターと)
12:00 ランチ
お弁当を席で食べることが多いです。たまに、同僚や同期と
ランチに出かけることもあります。
13:00 担当内打ち合わせ
施設虐待対応など担当全員で取り組む案件もあり、進捗状況や
役割分担の確認のため打ち合わせを行います。
14:00 地域包括支援センター研修会実施
センター職員と企画の打合せを行った上で、外部講師を招き実
施します。オンラインで開催することもあります。
16:30 事務処理(委託料支出関係等)
適切な支出が行えるよう、各センターからの請求書の内容を確
認して、会計部門に支出処理を依頼します。
18:00 帰宅
※緊急ケース対応や予算要求時など繁忙期は、もう少し残業
することもあります。
🌾転職のきっかけと秋田市役所を選んだ理由は?
秋田県北部の高校を卒業した後、進学で宮城県に住み、その後は市役所で働いていました。秋田を離れてからの方が、同郷でない方と秋田について話す機会が増え、その過程で、秋田の自然や食、文化などを見つめ直し、その良さに気づくことが多くありました。いずれは秋田の魅力を発信してファンを作り、「秋田に住みたい、戻りたい」と考える人を増やす仕事をしたいと漠然と考えていたところ、家族の仕事の都合で秋田市に転入することになったので、そのタイミングで秋田市の受験を決めました。
🌾入所してからのギャップはありましたか?
公務員の仕事に対して大体のイメージは持っていましたが、自治体によって業務内容や担当課が異なるので、どこの部署に問い合わせたらよいのか迷うことがよくあります。
高齢者や障がい者福祉の部署での業務経験があったものの、制度が大きく変わっていたので、勉強し直す必要があり、苦労しました。また、予算要求時には、今後の方向性を見越して事業のあり方を検討しなければならず、難しい仕事だと感じています。
🌾職場の雰囲気はどうですか?
私が所属する地域包括ケア担当は、福祉の専門職の会計年度職員も含めて、9人のメンバーです。同じ担当内では、虐待対応や研修開催など、チームで対応する業務も多いので、日ごろから業務の相談をこまめに行ったり、活発に意見交換したりする関係性が出来上がっています。
課内も雰囲気が良く、担当間での業務連携もスムーズです。コロナ禍のため夜に集まる機会はほとんどありませんが、課でまとめてお昼の弁当を注文することもあり、ランチタイム時は交流を楽しんでいます。
🌾同期との交流はありますか?
コロナ禍での入所だったので新規採用研修外で交流を深める機会がほとんどなく、いまだに顔と名前が一致していない方もいますが、その後の研修を通して、知り合いを増やすように努めています。他部署への問い合わせがある際は、同期を窓口にするなど、頼れる存在です。
また、職務経験者の同期は、SEや銀行員、営業職など自分とは異なる社会人経験を積んでいる方が多く、たまに話を聞いて刺激を受けています。
部署が近い同期とは定期的にランチに行って、近況報告をしています。
🌾入所を検討している方へメッセージをお願いします
秋田市職員は、どの部署に配属されても生活に直結した仕事をすることになるので、市のことをさまざまな分野から知ることができると思います。また、市役所には幅広い年代の職員がいるので、食や観光資源などの耳寄りな情報をくれる「秋田市通」の職員や、まちあるきなどで新たなまちの魅力を教えてくれる「秋田市愛」にあふれる職員もおり、その交流によって自分の生活が豊かになっていると感じます。私は、市役所入所になり初めて秋田市に住むことになりましたが、仕事を通して秋田市のことをたくさん知ることで、まちへの愛着が深まっており、日々、より楽しく生活できているという実感があります。秋田市への移住を希望する方や、一度は秋田県を出たもののUターンを考えている方など、みなさんの入所をお待ちしております。
【2022年10月インタビュー】
※業務内容等はインタビュー当時のものです